裁判所書記官の年収・転勤・難易度・出世、裁判所書記官になるにはを解説

裁判所書記官の年収

裁判所書記官は国家公務員という身分なので、人事院規則の俸給表に従った給与です。

また、東京都や大阪府などの都市圏では地域手当が付きますので、東京都で勤務する場合と、沖縄県で勤務する場合とでは収入に差が出ます。

年代 年収(目安)
30歳(裁判所書記官) 500万円前後
35歳(係長) 600万円前後
40歳(主任書記官・課長補佐) 850万円前後
50歳(訟廷管理官・課長) 1000万円前後

※人事院が発表する「国家公務員の諸手当の概要」を基にすると、勤務地や扶養手当・単身赴任手当等の各種手当で前後50万円は差があると推測します。

 

裁判所書記官の手当・キャリア

裁判所書記官の専門性から裁判所事務官とは異なる手当(調整額というもの)があります。

仮に同期採用で25歳で裁判所書記官になった人と、裁判所事務官のままの人とでは、その時点で、裁判所書記官になった職員の方が年収で換算すると50万円以上収入が多くなります

また、裁判部に裁判所職員採用パンフレットを見ても、裁判所書記官になる方が様々な経験を積むことができ、キャリアアップの点ではメリットがあるように思いました。

 

採用映像

YouTubeに最高裁判所が作成した動画がありましたのでご覧ください。

まとめ

いかがでしたか。

裁判所書記官になるには長い道のりが必要です。

らそれだけ専門性が高い仕事で、責任や権限もある職務ということですね。

法律の専門職というインテリジェンスな仕事で国家公務員で待遇も良く、ドラマの影響もあって、益々人気が出る職業になるかもしれません。