東京ディズニーランドの障がい者手帳と割引(ゲストアシスタンスカードの使い方)

大人も子ども大好きな夢の国「東京ディズニーリゾート(ディズニーランド&ディズニーシー)」は年間入園者数が3000万人を超えるため、人気アトラクションを利用するのに長時間並ぶ必要があります。これは身体的・精神的にハンデを持つ人にとっては行きたくても躊躇せざるを得ない事態であることは容易に想像できます。

さて、東京ディズニーランドには障害者手帳を提示することによる入園料等の割引はあるのか、その他バリアフリーに関する制度について見ていきたいと思います。




障害者手帳による料金割引

障害者手帳(療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)の発行を受けている場合、東京ディズニーランドやディズニーシーでは入園料(パークチケット)の割引制度は残念ながらありません。チケット料金は一般的な通常料金と同じです。

東京ディズニーランドの障害者手帳・料金割引

サポートツール(ゲストアシスタントカード)

料金の割引はありませんが、その他どのようなサポートシステムがあるのかを紹介します。人気アトラクションでは、1時間以上並ぶことも珍しくありませんよね、健常者でも長時間列に並んで少しずつ進むことは辛いです。それが身体的・精神的なハンデ(障害や怪我・病気・妊娠など)がある場合だとその負担は計り知れません。

様々なハンデ等を理由にディズニーリゾート行きを諦めるのは非常に勿体ないです。このような事情を踏まえて、東京ディズニーリゾートでは「ゲストアシスタントカード」というシステムが準備されていますので、同カードの使い方を紹介します。

東京ディズニーランドのゲストアシスタンスカード

発行の対象

  1. 身体障害者手帳の所持者
  2. 精神障害者保健福祉手帳の所持者
  3. 療育手帳の所持者
  4. 疾病、負傷などにより体の機能が低下している方
  5. 高齢者の方、妊婦の方

東京ディズニーランドの障害者手帳料金・割引

 

 

発行場所

  1. ディズニーランドでは、メインストリートハウス
  2. ディズニーシーでは、ゲストリレーション
  3. 各パークのベビーカー&車イスレンタル
  4. 各アトラクション入口

東京ディズニーランドのメインストリートハウス

東京ディズニーランドの障がい者割引

上2枚の写真は東京ディズニーランドのメインストリートハウス、入口から左手。ワールドバザール入口の左端】

 

共通

一枚でディズニーランドとディズニーシーのどちらのパークでも利用できます。

例えば3DAYマジックパスポートで1日目はランド、2日目はシー、3日目はランドと予定している場合は、1日目のランドで発行してもらえれば、同カードには有効期限が3日目の日付けが記入されるので、2日目と3日目は手続不要です。

 

障害者手帳や療育手帳の提示は必要か?

結論から言えば、障害者手帳や療育手帳、妊娠している方の母子手帳の提示は不要でした。ただ、いつ提示を求めらてもいいように携帯することをお勧めします。



使い方

利用したいアトラクションのファストパスの入口にいるキャストに

「アシスタンスカードを利用しますので、受付をお願いします」と伝えます。

そうすると受付をしたキャストからアトラクションの利用経験の有無や簡単な乗物の説明、緊急時についての介助の説明などを受け、同カードに利用(予約)時間が記入されます。大体アトラクションのスタンバイの待ち時間と同じくらいの利用時間になります。

同カードには、アトラクションの名前・受付けをしたキャストの名前・利用時間の3つが記入され、受付けが予約が完了します。

例えば、人気のアトラクション、プーさんのハニーハントのファストパスの入口に午前10時00分に行くと、スタンバイの待ち時間が50分と掲示されていたとします。通常は、ファストパスを取得して決められた時間にファストパスの入口に行くか、ファストパスは利用せずにスタンバイの入口から進んで午前10時50分まで並ぶかの2通りです。

アシスタンスカードを利用した場合、午前10時50分にファストパスの入口に行ってキャストにカードを提示することでファストパスの入口から進むことができます。この50分間は列に並んだものとみなされアトラクションを利用できるのです。利用時間までは、ベンチで休憩したりと好きなように過ごすことが可能になります。

最大のメリット

ファストパスの発行が終わった人気アトラクションでも長時間並ばずに利用できる点です。

例えば、東京ディズニーシーの大人気アトラクションの一つ、「トイ・ストーリー・マニア」は待ち時間が2時間を超えることも珍しくなく、ファストパスも午前中には無くなることが多いです。

そのような場合でもファストパスと同様に待ち時間10分前後で利用できるのは、これまでハンデを抱え、人気アトラクションを諦めたり敬遠したりした方の負担が軽減されると思います。

注意1

アトラクションでゲストアシスタンスカードの受付をする際に、利用する本人がファストパスの入口のキャストまで行かなければなりません。同伴しない場合は受付けを断られることになります。

 

注意2

アシスタンスカード利用してアトラクションの利用時間が決められた場合、そのアトラクションの利用が終わるまでは他のアトラクションを利用することはできません。

 

注意3

当然ですが、アシスタントカードの対象者(利用者)と一緒に行動する必要があります。アシスタンスカードの「アシスタンス内容」欄にグループの人数が記載されます。基本的に利用者を含めて同伴者4人がこのカードを利用できます。

また、アトラクションの運用状況や、グループの人数が案内できる人数より多い場合は、グループの方に並び、乗り場で合流することをお願いされる場合があります。その場合にはキャストの指示に従ってください。



注意4

アシスタンスカードに記載されている人数より少ない場合は、アトラクションやグリーティング施設を利用できますが、記載されている人数より多い場合は、利用するアトラクションで、人数が増えたことをキャストに申告する必要があります。その際に、ゲストアシスタンスカードと一緒に人数分のパークチケットを提示してスタンプの押印を受ける必要があります。そして、増えた人数を記載したアシスタンスカードと引き換えになります。

 

ファストパスとの兼用は可

アシスタンスカードを利用する場合でもファストパスを利用することが可能(制限はありません)です。この2枚を上手に利用したり、比較的待ち時間が短いアトラクションは通常どおり並ぶなどしてディズニーリゾートを楽しみましょう。

 

悪用は禁止

一時はアシスタンスカードを悪用した事例が話題になりました。また、障がい者を優遇しているとの勘違いの意見もあるようです。

このシステムは障がい者に特定したものではなく、妊娠中の場合や病気・怪我で一時的にでも配慮が必要な方を対象にしたものです。また、ネット上には障害者がアシスタンスカードを利用した場合には、「列の途中に横入りする」といった記載がありますが誤りです。

その他バリアフリーに関する情報

その他、車いすを利用する方や視覚・聴覚障害をお持ちの方、食物アレルギーのある方など様々な方に向けてサポートシステムが用意されていますので、東京ディズニーリゾートの公式HPを紹介します。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/bfree.html

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