奨学金の繰上げ返済と結婚等のライフプラン

奨学金の繰上げ返済と結婚等のライフプラン

大学進学の際に借り入れた奨学金の返済が就職と同時に開始されます。長期間の返済になるわけですが将来の結婚や出産、マイホーム取得などのライフプランを考えたときに、奨学金が大きなリスクにもなりますので、早めに繰上げ返済するとともにライフプランを考えた計画的な貯蓄が必要不可欠です。そこで奨学金と将来のライフイベントを比較して見てみましょう。



奨学金の返済額と返済期間

奨学金の平均返済金額についてみると、返済義務のない人を除いた場合、平均返済金額は324万円、完済予定期間は約18年と非常に長期間です。新卒で返済開始して計画どおりにいくと完済は約40歳、院卒となるとさらに遅くなります。

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初婚平均年齢は

一方で、初婚の平均年齢をみてみましょう。2015年の厚生労働省統計情報部「人口動態統計」によると平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳。5年前の2010年と比較すると、夫も妻も0.6歳晩婚となっています。

20代前半は結婚などを意識する人は少ないでしょうが、20代後半ともなれば同級生など周囲の友人や知人が次々と結婚していくため身近なものとして意識し始めます。

結婚費用・新生活費

結婚情報雑誌ゼクシィによると結婚費用(結婚式、結納、新婚旅行、新生活費など)は 全国平均で約397万円かかるそうです。結婚式・披露宴の招待人数によっても異なりますが、御祝儀で賄える分も考えるほか、両家の親からの援助も期待できます。しかしながら、身の丈に合った結婚式のプランにしなければ、新生活の準備にも支障を来します。

奨学金の返済と結婚・ライフイベント

今後の新生活をスタートさせる上で奨学金などの負債があることはマイナス要素でしかありません。仮に早い時期にお子さんが生まれることになれば、お子さんの教育費を積み立てなければならない立場なのに、親自身の奨学金が完済できていないのは非常に痛手です。したがって、完済目標は結婚までとして早めの繰上げ返済を実行しましょう。

奨学金の繰上げ返済

日本学生支援機構の奨学金の場合、繰上げ返済することができます。
繰上げ返済することで、返済期間を短縮できるだけでなく、利息付き奨学金の場合は支払利息を節約することにも繋がります。 繰上げ返済の手数料は無料なので、社会人になれば計画的に繰上げ返済することをお勧めします。



積み立て貯蓄、投資信託を利

奨学金の返済一辺倒ではなく、ライフイベントに向けた貯蓄を同時に行う必要があります。貯蓄額・投資額の目安は手取り収入の25%です。残り75%が住居費・光熱費・その他生活費、この中には奨学金返済も含まれています。実家で親と同居している場合には貯蓄額の比率を30%を目安に努めましょう。

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