家計簿不要!30代の平均貯金額・貯蓄の目安と効果的な貯金術



 

積立貯金・先取貯金

会社勤めの方は、勤務先に財形貯蓄制度があるかご確認ください。財形貯蓄制度を利用できるであれば、給料から天引きで貯金してくれるため、意志の弱い方でも簡単にお金を貯めることができます。

また、給料の振込口座の金融機関で自動積立定期などの商品がありますので、ホームページ等でご確認ください。

例えば、年間の手取収入が400万円の方は、年間100万円が目標貯金額です。

この金額を達成するためには毎月約8.4万円を積み立てる必要があります。

ボーナスが支給される方であれば、年2回のボーナスから30万円を貯金に回すことができれば、毎月の貯金額は5.8万円に減額できます。

このようにボーナスからの貯金に回す金額を増やせば毎月自由に使えるお金は増えますので、どちらが良いかはご自身の生活スタイルや年間のイベントを考慮して決めてください。

 

また、年間を通して決まっている支出というものがあると思います。

例えば、

  1. 自動車の税金
  2. 自動車保険の年払い
  3. 固定資産税
  4. 生命保険の年払い 等

このような固定費に近い支払は、必ず支出することが決まっているため、あらかじめ先取貯蓄をして準備をすることをお勧めします。

例えば、毎年納付する自動車税が4.5万円だとします。

請求は例年5月上旬ころに送付されますが、5月の給料から一度に4.5万円も支払うのは厳しくても、これを1年で準備すると毎月3750円ですから懐はそんなに痛みません。

支払時期や金額が分かっているものについては計画的に先取貯金をすることで、請求書が来ても慌てずに済みます。

 

最後に

食費や固定費・娯楽費・小遣いなどの平均値を出したデータはありますが、参考にするだけで実践する必要性はありません。

美味しい食事を楽しみたい方は食費は増えますし、旅行を楽しみたい方は娯楽費が当然増えます。どこに価値観を置くか、何にお金を掛けるかは自由です。

家計簿不要。効果的な貯金方法

 

上でも書きましたが、預貯金額の目標を決めて積立を強制的に実行すれば、勝手にお金は貯まりますので、かえって将来への不安は少なくなりストレスも溜まりません。

 

(関連記事:教育費の貯め方と晩婚夫婦の家計リスク)

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